シンプルな花暮らし vol.35 今後のお稽古


11月になりました。今日は東京に木枯らし一番だそう。

秋も深まり、紅葉や菊の花、いいシーズンですが、先日のイベントの余韻を味わう余裕もないまま、クリスマスの準備に突入です。


今年は、クルスマスワークショップなど無理かしら、と思っていましたが、先日のイベントでワークショップを開催してみて、『こういう形式ならできるかも』という『像』ができましたので、急遽開催することにいたしました。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.kisetsukajin.com/workshopchristmas

『少人数』で『短時間』で企画しました。グリーンいっぱいの『森のスワッグ』です。

少人数制のため、お時間によっては埋まっているところもありますので、ご希望の方はお早めにお申し込みくださいませ。


また、『ワークショップに参加するのはちょっと』という方に、クリスマスリースとクリスマスガーランドの『ご予約による当日会場受け取り』の頒布会もご用意しております。

いずれも『季節花人オリジナルデザイン』です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

https://www.kisetsukajin.com/christmasorder

さてさて、本題の今後のお稽古について。


私は、かれこれ35年ほどの花歴があり、最初はいけばなのお稽古から入って、いわゆる『花の先生』を将来やってみたいと思い、『花の流通』を学ぶため『フローリスト』を経験、その後フリーランスで独立し、花の生け込みやWEB花サイトのお仕事、花の講師をやってきました。講師歴は約20年です。


バブルの90年代は、人々に心と金銭的な余裕もあり、花のレッスン会場は人も溢れとても賑やかでした。その頃から講師をなさっていた先生方は、花を教えるということが『仕事』として成り立っていたと思います。

ところが2000年に入り、リーマンショックや震災、景気後退、そしてコロナ、とマイナス材料が続いたこと、また人々の趣味趣向の多様化、比較的余裕のある年齢の方々の高齢化、インターネットの普及、ツールの多様化により若年層の価値観の変化などから、『お花のお稽古』に価値を見出すことや『花を生活で楽しむ』という余裕が世の中になくなってきている現状です。


そういった時代変化の中で、私は『毎回定期的に参加いただいてスキルアップするお稽古』から、一回限りの『ワークショップ』、レストランなどでお食事付きの『ワークショップ』を様々企画してまいりましたが、この度その運営方法を見直すことにいたしました。


ちゃんと学びたいというご希望があった場合は、オーダーメイドのお稽古となります。

また、不定期に開催するワークショップはその入門編という位置付けで行いたいと思います。いずれもギャラリーを利用して少人数で開催いたします。

https://www.kisetsukajin.com/ichigoichie

私は、花の普段使いの需要が高まれば、花全体の価格も安くなるのではないかと思っています。海外のように人々がマーケットで花を買って日々生活の中で飾る、というような花に触れる機会が増えれば、花のデザインやクオリティーに対しても一般の方々の興味も少し高まってくると思います。


しかし、日本の『果物』と同じで『花は高いものだからクオリティー高くないとダメ、なのに花は枯れてしまうから』などの理由で、一般的に『花は高価で特別なもの』という立ち位置をなかなか変えることができません。


そして花の値段は年々上がり、お稽古における花材費の占める割合が増加しております。

現状、世間や地域一般の『お稽古の価格』の中に、これまでの自分の経験や知識に対する対価を盛り込むことが難しくなっており、今までのやり方では仕事として成り立たせるのが厳しい状況となっています。


また、さらにコロナ渦にあって、『できないこと』の制限ができたことや、こういった様々な背景もあり、これまで続けて参加いただいた方には大変申し訳けないですが、この度大きくお稽古のあり方をリニューアルすることにしたのです。

私は、『花のある暮らしの心地よさ』を人々にお伝えしたいというのがまずあって、その伝える方法の一つとして『お稽古』がありました。

今なら、『動画で配信という方法もあるでしょう』という方もいらっしゃるかと思いますが、実際、一本一本違う花の扱いや、実際に手を動かすことは動画を駆使してでもできないと私は思っておりますので、指導する場合は対面で行わないと、やはり納得できません。

しかし一方インターネットには良い点もあって、誠に不本意ではありますが、思いのエッセンスくらいならば、InstagramなどのSNSツールでも発信することができるようになっています。


今後しばらくは、こういった稽古方法とSNSなどで発信していくことになります。

いずれにしても時代に合わせて、納得のいく形で進んでいきたいと思っておりますので、どうか皆様、ご支援ご協力よろしくお願いたします。


本日は文章長くなり申し訳けありません。一応区切りとしてお話しさせていただきました。

次回はまた季節の花でお届けいたします。

それでは皆様、どうか毎日健やかにお過ごしくださいませ。

 © 2020 by Shoko Kondo, Kisetsukajin  All Rights Reserved.

  • Grey Instagram Icon
  • Grey Facebook Icon
  • グレーTwitterのアイコン