シンプルな花暮らし vol.23 涼を誘うガラスの器

残暑お見舞い申し上げます。
梅雨明け、猛暑続きです。今年はコロナにこの猛暑、皆様体調はいかがでしょうか。
さて、本日のテーマは、夏に楽しむガラスの器です。
こう暑くなってきますと、目から涼しく、そしてシンプルにみせるのが一番ですね。
まずは、簡単にフロックスの浮花。作家さんのガラスのボウルに浮かせています。
これは、生け花とは到底いえないです(笑)が、テーブルに涼を演出します。
続いて、ガラスに、ビー玉、サンキライの青実です。
『コロコロ感』を合わせてみました。ビー玉は花留めにもなります。

そして、水中花。網目が透けて綺麗でしょう!
バンダは、水揚げが悪くなるとドボンと水につけてあげると復活することがあります。
こちらも花弁がくったりしてきましたので、水につけたところ、パリッと復活です。
このまま水を変えながら、3日くらいは楽しめました。
花器は、名作、アアルトベースです。花をいけるのはわりと難しい器ですが、ガラスが美しいのでこんな使い方もありかな。

次は、瓶シリーズです。
お酒の空き瓶です。プチプラ&リサイクルです!
皆さん、なんでも破棄する前にちょっと考えてくださいね。
西洋朝顔と合わせました。一瞬で撮影しなければならないので、結構大変な一枚です。

昔レトロな日本の薬瓶です。こちらは病院の名前が入っています。昔はリサイクルして使っていたようですね。露草を合わせました。
昔ガラスには気泡が入っており、骨董市では気泡がたっぷり入っているかどうか、透かしてよーく見定めて選んでおります。

こちらは、イギリスアンティークのシロップの瓶などです。
2018年の逗子アートギャラリーさんでの個展で、ご近所のイギリスアンティークmenuさんのお力を借りて販売しました。これだけ並ぶと壮観。ガラスの窓辺は最高のポジションです。

さらに空き瓶を利用した、吊り花です。
こちらは、お土産の小さなオリーブオイルの瓶。夏に咲いた二番花のクレマチスです。

ガラスは、好きな素材です。色ガラスも好きで、季節を問わず使っており、作例多数です。
『透過する光』にいつもワクワクさせられるものです。
特に夏はクッキリ影が出るので、写真を撮っていても非常に面白いですね。

最後は、季節のブルーベリーと昔のプレスガラス。
その昔、昭和レトロな時代にかき氷やフルーツを入れて使っていたものです。模様が透過して美しい。
長くなりましたので今日は、ここでさらりと終わります。
皆様、気候も世の中も厳しい毎日が続きますが、引き続き健やかに毎日をお過ごしくださいませ。
次回は、立秋も過ぎましたので、少しづつ初秋モードになっていきます。