シンプルな花暮らし vol.22 クラシックな夏の花


八月に入り、一気に梅雨明け。

夏はあまり好きではないけど、やはりお日様サンサンで暑くないとメリハリがつきませんね。今年はやはり異常気象のようで、先ほど開花した『彼岸花』と『杜鵑草』を見つけました。まだ『高砂百合』も咲いていないのに。

さて、今日のテーマは、昔からある夏の花、トルコキキョウとグラジオラスです。


写真は、一重のトルコキキョウ、ブルーフィズ。

私が花を始めた30年ほど前は、まだトルコキキョウは『夏の花』で、『一重咲き』のものしかありませんでした。

いつしか豪華な八重咲きが好まれるようになり、セレモニーなどの需要が増え、冬でも手に入るようになったので、今ではバラのような位置付けになってしまいました。

梅雨の末期、爽やかさと軽やかさを求めて、10本購入しました。こんなに豪華です。

そして色々いけてみた後、11日後はこんな様子です。

蕾も全部咲いて、よく頑張ってくれました。やはり夏の花ですね。

そもそも私がどうして『季節花人』と名乗っているかというと、近年花の季節感が花屋さんからもなくなり始めていることや、多くの方にお花の愉しみ方をお伝えしたいからなのです。

季節の花は、やはりその季節に強いものなので、飾っても長く楽しめる。

そして、その花の特徴を知れば、簡単でベストな飾り方ができる、と思うのです。


久しぶりに、こちらも夏のクラシックな花、グラジオラス が気になって、綺麗な色があったので購入しました。

昔は赤やオレンジ、黄色とメリハリのある夏色でしたが、こんな色ならインテリアにも合いそう。こちらは『ミルカ』という品種です。

まずは直球で勝負(笑)、真っ直ぐに花瓶に入れてみました。

2日もするとあっという間に、開花しましたので花の重みで項垂れてきました。

それはそれで優しい印象でしょう。

『あるがまま』をいかに生かしてあげるか、をいつも考えています。

そして7日後。

先の方の蕾の花びらが入っていないところはカットし、ガラスに短く入れました。

テーブル花にちょうどいい感じとなりました。

切り花は『生き物』ですので、変化していきます。その変化を愉しみながら最後まで楽しんでいただきたいと思っています。


さて、今年の7月は、長雨で晴れた日も少なく、いいニュースもなく、気分も更に下がって『本当にこれからどうなるんだろうと』かなりの鬱状態。

ラジオなんかでもそういう方が多かったようで『マインドフルネス』なんて話題が最近増えた?ような。少なくとも自分だけじゃないことに先日やや安心したものです。


お日様の力ってすごいなあと思うのは、この梅雨明けで少し元気が出てきました。

そして暑いので、あまり深く物事を考えなくなった、というのもありますけど(笑)。


色々あってもこの夏は一回だけ。

気をつけないいけないことが多々ありますが、それもそれで思い出です。

皆様、引き続きお体健やかに、毎日をお過ごしくださいませ。

 © 2020 by Shoko Kondo, Kisetsukajin  All Rights Reserved.

  • Grey Instagram Icon
  • Grey Facebook Icon
  • グレーTwitterのアイコン