シンプルな花暮らし vol.19 梅雨を爽やかに


今年の梅雨は、よく雨が降りますね。

さて今日は、梅雨も末期、この湿度の高い時期に飾ってみたいお花、ご紹介したいと思います。

まずは、少し褪色してきた紫陽花とクルクマです。クルクマは長く生けるとモダンな線のデザインになりますが、短く上だけ見せるとバラのように見えます。白やグリーン系を選ばれると爽やかさがアップします。また、花持ちが良いのも魅力的。かれこれ10日間は楽しめました。

続いて、ハーブ系。ハーブは触れているだけで爽やかな香りを運んでくれます。

こちらは今年初めて手に入れてみた八重咲きの『ソープワート』。

お花もとても可愛かったのですが、文献によると、『葉を揉むと泡が出ます』ということ。それはもう実験してみよう!で本当に泡がもくもくと出てきてもうびっくり。

その名の通り、でした。

続いて、いよいよ和花の代表、桔梗の季節です。涼を誘いますね。

先日久しぶりに鎌倉のお寺へ花を見に行ってきましたところ、もう咲いておりました。

美しい藍色、ジャパンブルーです。桔梗模様の浴衣が着たくなります。

こちらも忘れてはなりません。半夏生。別名、片白草。

日本の『暦の半夏生』が指す植物とは違うものです。

こちらは、葉っぱの『半化粧』からきています。

水に挿しておいて根が出てきたら、簡単に挿木で増やせます。但し、冬には全部なくなるので、春になって芽が出てきたときに『何を植えていたっけ?!』となります(笑)。

本格的な夏も近づいてきましたので、花瓶も『網目模様』を選びました。

次は、デルフィニューム。シュッとしたフォルムで、ブルー系。爽やかです。

夏のお花ですが、切り花にすると気温が高すぎると中々長持ちしないお花です。お楽しみになるなら、盛夏になる前の今ですよ。

あとは、グリーン系の草花。こちらは、『夕霧草』のブリパグリーンという品種です。

夕霧草は概ねパープル系ですが、こちらはグリーンです。『朝霧草』と呼びたい感じです。

気温が高くなってきますと、草花系の花持ちが途端に悪くなります。特に締め切って外出しますと、もうダメですね。できるだけ花瓶をクリアなものにして、観察しながらまめに水換え、お手入れをしていきましょう。


さて、まずは、この度の九州北部豪雨で被災された方々の早期の復興をお祈り申し上げます。普段なら、静かな美しい山間の町があんなことになってしまうなんて、心が痛みます。

また、例年でしたら梅雨の晴れ間にどうにもならない湿度で暑い日も時折あるのですが、総じて気温も低いような気がします。日照不足で農作物にも影響が出そうですね。


色々、今まで通りに行かないことが今年になって多発しています。

地球は生き物ですし、所詮人間は自然の力には敵わないもの。

しかし、自然と向き合いながら、人類の歴史もなんとかこれまで脈々と続いてきたわけで。これだけ科学や技術が発達してきましたから、一種類しかない『ホモサピエンス』の私たちは、人種とか、国益だけを追求する前に、皆でうまく地球の変動とお付き合いする方法を考え、全体で享受していきたいものです。


あまりに曇りの日が続くと気持ちが下がり、このまま上がっていけないような気分ににもなりますが、なんとか希望を持っていきたいものですね。

皆様もどうか引き続き、健やかな毎日をお過ごしくださいませ。

 © 2020 by Shoko Kondo, Kisetsukajin  All Rights Reserved.

  • Grey Instagram Icon
  • Grey Facebook Icon
  • グレーTwitterのアイコン