シンプルな花暮らし vol.11 路地に咲く花


いよいよ5月も半ばを過ぎ、路地に咲く花も初夏らしくなってきました。

こちらは、野菜の直売所で購入したカラー。路地で育つとお花もフワッと大きく広がり、生産された切り花とは違う、大らかさがあります。こんな白い襟の服、着てみたいと思いませんか?

『キショウブ』『カヤツリ草』

菖蒲といえばブルー紫系ですが、こちらは鮮やかな黄色が目を引きます。しかしこちらは環境省の『要注意外来生物』だそうです。確かに日本固有種のブルーより繁殖力がありそう。切り花にしてからも小さい蕾がどんどん咲いてきました。

右から『ハコネウツギ』『紫瀾(ピンクと白)』『キショウブ』

こちらは、庭に咲く花をまとめてみました。色はカラフルですが、季節のものは一緒に合わせても『まとまり感』があるものです。

『庭』とはいえ、実はマンションの『庭』で、自宅マンションは『自然と共生する』をコンセプトに建てられており、お陰様で『緑地部分』が多く、沢山の植物が育っております。

その代わり、有志での委員会活動、庭木のお手入れの作業も毎月あります。でもこうしてSTAY HOME中もお花に困らないのは有り難い限りです。

『テイカカズラ』『スイカズラ』

こちらは初夏の香りでまとめたもの。そろそろ風に揺れる『吊り花』もいいですね。

『テイカカズラ』は、『藤原定家』に由来するもので『愛した女性の死後も忘れられず、生まれ変わって彼女の墓に絡みついた』というやや怖いお話もあるそう。秋の『真葛サネカズラ』にも似たような話があります。こんなに可愛いお花なのに。。

『クリスマスローズ』『カラスノエンドウ』

春の終わりの様子です。種を出し切った後、よく見るとこんなに美しいではありませんか。

まだ咲き始めの初々しい花もいいのですが、植物も人間と同じで、色々なステージでの美しさがあると思います。私は、そこまでを見届け、それらの瞬間瞬間をキリトルことが辞められないのです。


さて、自粛生活はまだ終わっておりませんが、振り返って見ると最初は『目に見えない恐怖』のち、『仕事の不安』。でもなんとか明るく生活をしていこうとやってみた(お陰様で部屋がものすごく綺麗になった)ものの、段々『やる気』がなくなり。


しかし、なんとか気持ちを支えているのは、住んでいる場所の環境です。

『今仕事ないけど、時間と海と緑があるでないか!』(笑)。

東京方面へ出るには不便なところではありますが、ここでよかったと本当に思います。さらに地方でもいいかな、と思ったり。


コロナを境に、都市集中の意味が問われ、大気汚染が減り、悪いことばかりではない。今回は、便利ばかりを追求した人間のエゴに対する自然からの警告のようにも思えますね。


最後に、只今バルコニーで育てているクレマチスが見頃を迎えております。

来週は、6月を意識した色とお花で、花のある暮らしをお届けしたいと思います。

それでは、引き続き皆様健やかにお過ごしくださいませ。

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