シンプルな花暮らし vol.3 春の白い草花


さて、前回、前々回と春の花木について書いてまいりました。

春は花が沢山あって迷うところですが、今回も好きな『白』に絞って、草花や球根植物をごご紹介します。

はじめにポピー。ポピーは、蕾から開花までの変化がドラマチックで、時間と共に変化を楽しめる植物です。大抵は、赤や黄色、ピンク、オレンジとミックスされて販売されており、『白』はその中でも数少ないです。白は特に『紙』っぽい花弁の質感が繊細でいいですね。

続いて、白いチューリップ。

チューリップは、切花となっても、時間と共に茎が成長します。

例えば、花束やアレンジメントにした時、翌日チューリップだけ、一つ頭が出てますね。

すくっと上を向いたチューリップをイメージされる方には、伸びて下を向いたりするのを好まない方もいますが、その自然の姿を楽しんでみませんか。

うなだれたなら、花瓶ごと高いところに置いて下から眺める。このようにいけかえて、茎のカーブを愉しむなど。

こちらは、ややゴージャスですが、スイトピーと雪柳のブーケ。香りもよし、です。

白のリューココリネも入っていますが、なくても大丈夫。

フワッとした雪の塊を作ってみたかったのです。

スイトピーは、どうしてもチューリップやラナンキュラスの『脇役』となることが多く、可哀想。また、柔らかい花弁なので花束の中で潰されていたりします。柔らかいスイトピー同士、フワッと束ねれば、大丈夫かな、と思いまして。

そして、クリスマスローズ。

非常に繊細でお花屋さんで切花で購入しても、なかなか水揚げが難しいお花です。

ですから、私は庭から切ってきたものを楽しむようにしています。

アンティークな雰囲気が似合うクリスマスローズには、アンティークの紅茶缶。中に小さなグラスを入れてあります。

4月になれば、花が葉のようにグリーンになって硬くなりますので、花持ちがよくなります。その頃にまた、グリーンとして使っても良いですね。

外で桜やチューリップが開花し始めるようになると、『切花』の方では春の花が段々終わってきます。

続いて、晩夏から初夏に向かってカラーやスズラン、ライラックなどまた楽しみな季節がやってきます。こちらはその『端境期』のブーケ。カラーに春の小手鞠、雪柳を合わせております。


今年も暖冬。年々春が早まっているような気がします。

昨今の混乱をよそに、ご近所では木蓮がもう満開。沈丁花や利休梅も咲いてきていますね。

マスクを外して、満開の桜の下を歩くのを楽しみに、あと少し頑張りましょう。

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